白峰山の会

大阪のハイキングクラブ。関西の山好き仲間が集まって、山行報告や楽しいこと。

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幻の白峰三山縦走 -北岳にきただけ-

A部です。悪天登山、まとめてみることにしました。何かの参考になれば幸いです。

「海の日」の三連休は、毎年、梅雨の終わりで、天気が良かったためしはない。

数年前も、白馬岳に向かったものの、大雨で山行自体を断念した。
今年は、空梅雨だったし、期待できるかなと思ったが、どうやら怪しい天気予報。

しかし、北岳は、子供の頃に図鑑で三角錐の写真を見て、「日本第2位」という、「半端さ」に興味を覚えた山だ。なので、ずっと登れるなら登ってみたいと思っていた。

そんなこともあり、とにかく、甲府入りはすることにした。 

金曜日、ダッシュで仕事を終え、18時に退社、新幹線と在来線、中央線特急を乗り継ぎ、
深夜0時に甲府駅にたどり着く。甲府ってこんなに遠かったっけ・・・・?

駅ビルでシートを引いて寝ている登山客多数。でも、我々は素泊まりの宿を予約済み。
東京から来たメンバー3人は眠りコケている。

翌朝4時の広河原行きのバスへ乗り込む。バス停は、200人余りの人達、バス5台に分乗して2時間の道のり。

6時すぎに、広河原到着。

DSC00056.jpg


雨が降り出したので、皆カッパを着込む。結構な人だ。

広河原 2

6時45分、登山開始。 事前に聞いていたとおり、今年は残雪が多いらしい。
計画を最終変更し、右俣経由で肩の小屋を目指すことにする。

看板

まだ雨は小降り。大樺沢をひたすら登り始める。といっても、ゆるやかな登り。登山者の多さに大渋滞。

登山口

沢に平行した登山道。雨のためか、水は多い。大雨で、鉄砲水になったら(去年の前穂高で経験済)
逃げ場はあるのだろうか・・・。

大樺沢

雪渓はかなり下部まで、残っている。9時半すぎ、二俣到着。左俣は完全な大雪渓。上方は霧で全く見えず。バットレスも確認できない。落石があっても、気づかないだろうし、滑落したらまっさかさまだ。左俣へ向かった登山者はわずかに1名。

右俣へ、雪渓のはじを登る。踏み後がついているので、アイゼンはつけなかった。しかし、多数の人が、軽または6本を装着。

二俣 

右俣へ入ると、花が咲き乱れている。シナノキンバイか。

花

右俣

雨が強まり、急な登りが続く中、花は癒し。ハクサンイチゲ? ちなみにキタダケソウは終わっていました・・・。

花 2

12時頃、稜線に到着。ここから風雨が一気に強まる。歩けないほどではないが、北からの風にあおられないよう注意。南側が山側になっていて、助かる。

前を歩いていた某さん(女性)は終始スローペース気味だったが、一気にスローダウン。呼吸がしにくいとのこと。荷物を分散する旨、皆、申し出るが、大丈夫というので、そのまま歩く。が、何度も、停止。岩陰で休ませるかどうか迷ったけど、体温を奪われるだけなので、前へ歩いてもらうことにする。

後で聞いたのだが、彼女は風が苦手で、前にも似たようなことがあったそうだ。心理的なものらしい。肩の小屋まで30分という話だったが、45分かかった。

これなら、稜線手前で、もう少し、着込んでおけばよかった。雨具の下はシャツ1枚。寒かった。

13時前に、肩の小屋到着。1年ぶりの3000メートル到達。既に受付に10名ほど列。30分待った。寒い寒い。風雨のなか、雪渓上にテントを張る気にもならず、素泊まり 3500円。

悪天

でも、そうしてよかった。別館に入ると、我々と似たような素泊まり組が何組もいた。4人だったので、十分なスペースを確保。

すぐにお茶を沸かして、温まる。3000メートルに来ると頭痛がするのだが、30分ほどでおさまった。

もう1人のメンバーが、寒さを訴え、すぐにシュラフにもぐりこんで動かない。ぬれたものを干してから、3人は、本館で、お汁粉やら、おでんをいただき休憩。体はだいぶ温まった。

そうこうしているうちに長蛇の列。1時間以上受付にかかっていたらしい。肩の小屋を経由して、登頂、北岳山荘を目指す人達も多かったのだが、皆、風雨で先の行動を諦めていた。

17時ごろまで、お客は途絶えず。小屋泊の軽装備の人達は、昼前に麓を出発している人も多いようだ・・・・。

長蛇の列

どうやって収容したのか分からないが、皆なんとか小屋におさまる。収容人数120名だけど、その3倍はいたような・・・・。テント組も、小屋の前まで、びっしり。

40回北岳登頂を果たしているオジサンが、「こんな人が多いのは見たことがない」とのこと。

テント

混乱を出さずに笑顔で上手に仕切っていた山荘のおじさんとスタッフ達に脱帽。まあ、お客もこの状況では、誰も文句を言う人はいないが・・・

2段ベッドに人がびっしりうまり、ほとんど収容所状態のなか、狭い場所で、静かにご飯を作って、テキパキ行動している人達が多く、見習うべきだなあと思った。

この日の夕食は散らし寿司。その場で、炊き出しエキスパートの某女がご飯を炊いてくれたが、やはりアルファ米より美味しい。

ごはん

19時すぎには就寝。その日は、トイレに向かう人達の足音と、風雨の音で、2時間おきくらいに、起きるも、まあ何とか眠れた。

翌日は4時前に起きる。もちろん、曇天。雨は降っていないが、風も強く、ご来光はもってのほか。次々に皆登頂に向かう。縦走組は何組もいて、皆相談していたが、とりあえず、北岳山頂まではいってみるとのこと。

我々は、ラジオを聴いて、前線の南下と、日本海側の低気圧の動きを考えると、風雨が強まる可能性大。4名中2名は山頂に登頂経験があり、危ない岩場というほどでもないが、往復1時間はかかるし、某女の呼吸困難を考えると、登頂も諦めたほうがいいとの結論。

7時前に下山開始。トムラウシの事故のことが頭にあったので、ほとんど冬山仕様で、着込んで手袋も装着。 おかげで、寒さは感じず。途中の簡単な岩場は慎重に上り下りしたが、風雨も、飛ばされるほど強まらず、何とかやり過ごした。

下山

大樺沢が増水しているとまずいので、御池小屋に下ることにする。

草すべり

草すべりからは、鳳凰三山方面が顔を出した。初めての景色。

鳳凰三山方面

直下りは、足にくるが、何とか御池小屋に到着。周囲の人は素泊まり組が多く、何となく顔見知り。
9時前に御池小屋到着。

御池

御池・・・・。ただの水溜り??

池とテント

テントがびっしり。ここを拠点に、北岳ピストン登山の人に何人も出くわした。

テントだらけ

小屋前で休憩。ちょっとご飯を食べる。100人近くの人でごったがえしている。クライマー仕様の人達がいて、まさかこれからバットレス???

そうこうしていると、退避命令が・・・。ヘリが飛んできますよとのこと。なんだなんだ??

ヘリがきた

何度も小屋上空を旋回しながら、レスキュー隊員が1人降りてきた。山梨県警のヘリとわかって嫌な予感。

山梨県警ヘリ

見ていると、皆の前を青いビニールシートをガムテープでグルグルに巻かれれた「物体」が運ばれていく・・・。どうみても、成人男性くらいの大きさ。遺体搬出だ・・・・・。

初めて自分の目の前で見て、考えさせられた。昨日、収容されたのだろうか?後で調べたら、二俣で突然死した年配の男性がいて、翌朝搬送の予定になっていたとのこと。確かに、立ち止まれば、半袖ではいられないくらい寒かったが、体調が急変したのだろうか?

そんなこともあって、御池小屋からの直下りはより慎重に。くだりは苦手な上に、風雨が強まり、滑りやすい木の根とぬかるみと段差にうんざりしながらも、12時前に、広河原到着。

ほっと一息ついていると、モントレーの一行に出くわす。彼らも我々と同じく三山縦走を狙っていたのだが、北岳に上っただけで諦めたそうだ。北岳より先は暴風雨とのこと、諦めてよかった。

帰りは、久々に山梨の「ほうとう」を甲府駅で食べ、ビールを飲んで反省会をして、帰途に。「なかなか来れないから、残念でしょ。」といわれたけど、何度も南アルプスにはきているので、別に何とも思わなかった。確かに、東京在住者から見ると、山のアクセスは相当に不便に見えるのかもなあ。

帰りは、静岡まで南下。「ワイドビューふじかわ号」で、身延線沿線の景色を楽しむ。甲府駅に荷物を預けていたので、甲府駅まで戻らなくてはいけなかったが、広河原から、身延駅行きのバスに乗ったほうが近い。身延から静岡駅は特急で1時間ほど。富士川の美しい景色と、霧に包まれた雄大な南アルプスの自然を眺めつつ、帰宅。

23時前に神戸にたどり着きましたが、雷雨に見舞われました。3連休最終日は筋肉痛で動く気になれません。

個人的な感想としては、もっと気象を勉強しておく必要があると思った。メンバーが何度か登頂経験があったことが幸いしたけれども、判断も難しい。あと、心理的なストレスがかかったメンバーのフォロー方法。いろいろ考えさせられた山行だった。ただ、風と寒さに落ち着いて対処できたという意味で冬山を少しでも経験しておいてよかった。前より、心理的なモノが違ったと思う。
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| 個人山行 | 13:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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7月例会山行・トェンティクロスから石楠花山

F田です

7月の例会山行は、暑い時期なので川沿いで暑さをしのごうとトエンティクロスから
石楠花山に行ってきました。

・山域 六甲山系 
・日程 7月12日(日)
・参加 15名 プラス2名
・天気 晴れ
・行程 三宮駅(9:10)→新神戸駅(9:30)→雌滝(9:35)→雄滝(9:50)→展望台(10:00)
     展望台(10:15)→布引貯水池(10:20)→市ケ原(10:40)→
     森林植物園東口付近(12:00) 《昼食》 石楠花山展望台(13:35~55)→
     石楠花山(14:00)→烏帽子岩(14:15)→双子山(14:30)→谷上駅(16:15)

1.jpg

三宮から新神戸まで往復歩きました

雌滝jpg
雌滝

雄滝
雄滝

貯水池
布引貯水池

3.jpg 4.jpg

市ケ原を過ぎて森林植物園東口あたりで昼食
川沿いでゆっくりご飯が食べれました

お昼からは登りが急になったのと、荷物が軽くなったので、知らず知らずにペースUP

風が気持ちよかった石楠花山の展望台で休憩
5jpg.jpg

6.jpg

暑い中楽しい山行をありがとうございました

| 例会山行 | 23:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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公開ハイキング 7月例会 六甲・石楠花山

今回のテーマは『谷道歩きで暑さをしのぐ』です!

0907reikai.jpg

7月例会山行は公開ハイキングです。
会員以外の方もご一緒しませんか。

山行名 : 「六甲山系 トエンティクロスから石楠花山へ」 
(体力度★★★)
山域名 : 六甲山系

実施日:平成21年7月12日(日)
集合1 :阪急 梅田駅 3階本屋前 AM8:00 (緑の旗が目印です)
集合2 :三宮駅 「さんきたアモーレ広場」 AM9:00 (緑の旗が目印です)
集合場所1、2も合わせて参加表明お願い致します。

参加費用:500円

申込期限:平成21年7月5日いっぱい
参加申し込みフォーム → 参加します ※クリックしてください
お名前、住所、生年月日などは保険のためお聞きしております。ご了承ください。

お問い合わせやご質問は →  問い合わせ ここからご連絡ください。
もしくはブログの表紙にあります「会への問い合わせ」よりご連絡ください。

=山行詳細=
持ち物  :雨具、ヘッドランプ、地形図、コンパス、弁当、水筒、非常食、
      手袋、着替え、タオル、ごみ袋、健康保険証コピーなど
      飲料水は多めにお持ちください。

コース  :三宮駅→新神戸駅→布引貯水池→市ヶ原→森林植物公園東口付近 【昼食】
黄蓮谷→石楠花山頂→烏帽子岩→炭ヶ谷への分岐⇔双子山
炭ヶ谷道→谷上駅 15:45着予定

歩行距離:10km以上
標高差  :600m以上  
地形図(1:25,000) 区域名「神戸主部・有馬」

参加資格 ・年齢59歳以下(未成年の方は保護者の方と一緒にご参加ください。)
      ・自分の荷物を持ち、自分の足で上記コースを歩きとおせる方
      ・協調性のある方

その他 ・電車賃等必要な諸費用は各自で支払ってください。
      ・電車賃 阪急梅田駅~三宮310円
            北神急行谷上駅~新神戸駅350円
      ・参加費用は保険申込み、事務手数料として集めさせていただきます。
      ・山行中のけがの応急処置は施します。その他トラブルなどは当会では
      一切関与しません。

※体力度参考
 ★    歩行4時間未満、標高差あまり無い
 ★★  歩行4~6時間、標高差600m以下
 ★★★ 歩行6時間以上、標高差600m以上

| 公開ハイキング | 23:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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